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わびさび:日本の工芸品の美しい不完全さ

新技術生産において世界をリードする国である日本において、歴史と伝統が深く根付き、重要視されていることは驚くべきことかもしれません。日本には古風な習慣がまだ残っています。そしてこれは、日本が世界トップレベルの商品を生み出すことができる理由の一つです。わびさびの起源は、不変、苦難と空虚という仏教の教え「三法印」から生まれたものです。しかし、わびさびは、日本で最も人気のある工芸品や美術作品、風景美と密接に結びつく、審美的なスタイルでもあります。

 

 

わびさびとは?

 

大量生産された2つのティーカップは、傷などの個々の特徴を持たず、同じように見えるでしょう。一方、手作りのカップは、しばしば非対称であったり、不完全であったりと、これらのわずかな誤差がそれらをユニークなものにしているのです。

 

人々がその人生捧げるものを理解することは難しいことでしょう。日本人の言葉をそのまま用いると、“わび”は単純性を示すものであり、“さび”は優雅さや古風なものを表す言葉です。一つの例として、英国式庭園と日本式庭園が挙げられます。どちらも非常に美しいですが、英国式庭園は色彩豊かな花が咲き、鳥がさえずり、蜂が飛んでいる空間を連想させます。一方伝統的な日本式庭園は、より落ち着いて、洗練された、静かで優美な空間を連想させます。わびさびを理解するにはそれらを体験する必要があります。このユニークなスタイルの深みを解明するために訪れることができる場所をご紹介します。

 

わびさびを感じられる場所

観光客が最も簡単にわびさびを感じるには、茶道の行事に参加すると良いでしょう。少し大きく、いびつでユニークに装飾されたハンドメイドの茶器からお茶をいただくことができ、わびさびスタイルを体感できます。京都の茶室聚庵は、その畳の部屋や落ち着いた庭園、着物を着たスタッフを見ることができることから、非常に人気です。

 

わびさびを感じられる庭園を見たいなら、石川県にある兼六園が最高の庭園の一つでしょう、特に冬には雪がたくさん積もり、庭の美しさを一層引き立たせます。庭園には、人工の美と自然の美を完全に調和させるため、岩や植物、川、道がどれも全て巧妙に配置されています。ここの見どころのひとつは、2世紀以上も前から存在する古代松の木でしょう。この頑丈で美しい造形もまた、わびさびの美しさでしょう。

 

芸術好きの方は、横山大観の作品を展示する、島根県の足立美術館を訪れてみてください。その美術館の最も魅力的なスポットは、その施設を囲む約165,000平方メートルの日本庭園です。美術館の設立者である足立全康はこの庭園を「もう一つの絵画」と呼び、その美術館全体が様々なから構成されているということを表しています。

 

沖縄の読谷陶芸村は、その美しい陶器作品を有しているだけではなく、陶器クラスや実践的な体験ができる施設があり、一般の人も自分でオリジナルの作品を作ることができるようになっています。モノとして残る何かを造ることで、旅の思い出を鮮明に保つことができる上に、その経験自体がかけがえのない思い出になることでしょう。あなたの作品が少しいびつな形をしていても大丈夫。それがわびさびなのだと胸を張ってください。

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